田宮模型 1:35スケール プラスチックキット

シュビムワーゲン

“ココロ図書館仕様”

製作のきっかけ

『ココロ図書館』という漫画がアニメ化されたときに、主人公たちの愛車としてシュビムワーゲンが登場しました。原作の漫画でも登場していましたがあくまでゲスト扱いで、それほど製作意欲をそそらなかったのですが、アニメ版では準レギュラーと言えるほどの活躍を見せました。その描かれ方がリアル系メカものの主役機としてのポイントを押さえ、魅力的でしたので作ってみたくなりました。
このリアル系メカものの主役機の押さえるべきポイントと私が思っているものは以下の5つのポイントです。

  1. その世界で一般的に使われているメカであること(例、モビルスーツ、レイバー等)
  2. 主役機として他のメカと明確に区別できるデザインであること
  3. そのメカとしての通常の使用はもとより主役機でしかできないことがあること(例、イングラムの器用さ、マッハ号の5つの秘密ギミック、ガンダムの大気圏突入等)
  4. 格納庫内などで使用されていないときの描写があること
  5. そのメカならではの歴史(設定)があること


これはガンダムやパトレイバーなどのロボットものに当てはまりますが、それ以外にマッハGOGOGOやサイバーフォーミュラなどのレースものなどメカを扱った作品全般に言えます。
ココロ図書館におけるシュビムワーゲンの場合、車というありふれたメカでありながら特徴的なフォルムと非常時の近道(川を下る)という点や時々ガレージの隅で佇んでいる様子などとてもツボだったんです。
私にとってミリタリーキット初挑戦になりますが、せっかくですから以外に色々な素材の使用などチャレンジする機会だと思いましたので色々と挑戦してみました。

改造ポイント

基本的な改造ポイントは以下の3つです。

1:スペアホイルカバーの追加
学校で試験管培養するときに試験管の口を塞ぐビニールシートを分けてもらい使用してみました。このシートは伸縮性に優れるのでぴったりとくっつけることができます。

2:ヘッドランプ・テールランプのレンズ部のクリアパーツ化
自家用車として使用するので軍用車にあるヘッドランプの部分のカバーが無く、レンズが見えるデザインになっています。ヘッドランプのカバー部を4ミリのドリルで穴をあけ、ふちをデザインナイフで整えたものにコトブキヤのリベット(クリア)の4ミリをはめました。同様にテールランプも工作しました。

3:座席のカバーの追加
座席に猫をイメージしたふかふかのクッションが存在していたのでそれの再現に布を使ってみました。座席の背もたれより幅を持たせて布をカットし、瞬間接着剤で固定しました。上部の端は折って猫の耳のようなシルエットにするつもりだったのですが、それほどシルエットに変化は現れませんでした。

塗装

白の部分はニュートラルグレーを下地に吹いた後グランプリホワイトを吹き付けました。黒い部分はつやあり黒+ネービーブルー少々。銀の部分はツヤあり黒の上に「こすって銀SUN」を使用してみました。車体の内側はツヤあり黒にネービーブルーとニュートラルグレーを加えたものを使用しました。スペアホイールのカバーにはタッグエッググリーン・・の分離したものの上側の緑がかったクリーム色を使用してみました。

仕上げ

自作デカールで「KOKORO LIBRARY」のロゴを貼り付け、ディスプレイ用にサイズがちょうど良かった透明な塗料の箱にプラ板を切り出し黒の色画用紙を貼り付けたものを敷きました。

また箱の隅が寂しく思いましたので「ココロ図書館」のロゴを貼り付けてみました。箱に収めた状態だとインテリアっぽくなりましたので結構気に入っています。

感想

ミリタリー初挑戦でしたので製作のセオリーがわからず試行錯誤の連続でした。実はドライバーのフィギュアも作ってみたのですが、あまりにも違和感がありましたので今回使用は見送りました。しかし、人間あっての車ですのでいつかつくってみたいです。
今回は色々と挑戦した実験作でした。完成させてから色々と改良点に気付きましたのでもう一度チャレンジしてみたいなと思っています。ちなみに、気付いた点としては座席カバーの形状の向上やスペアホイールカバーの布ならではのたるみの表現、配色のバランス変更等です。